１６、洗脳の光
―２００５年６月８日―
６月７日付け風仮メモと、同日の「つぶやき」の内容に関連します。
「黄色い光を視てはならない」という幽界通信を読む日の前夜のこと、
就寝中に霊的予習をしていたのでしょう、深夜に右頭部の強い不快感で目を覚まし、
このままの状態で朝を迎えてしまったらやっかいだなという意識が働きました。
それでも、すぐまた眠ったようでした。
翌朝、深夜の頭痛が半減、右目深部痛と、後頭部に焼けるような痛みが残り、
朝風呂につかっても好転せず、予約ノートをみると確かに患者名からも、
久々の辛い診療の一日になると予想されました。
何があったのか、前もって自己リーディングを試みようとしますが、
なぜかリーディングがすすみません。そうこうするうちに、
右の鼻から血がドッと出てきました。左右こめかみの圧迫もあります。
これから終日、リーディングすることになるのですから、わざわざ
リーディングして追体験する必要などないのですが・・・。
「左右の圧迫感」は、その日最初に診療する予定のご夫婦の息子さん―
＜きょうの風＞「造形は光の言語」で紹介した流木青年―のいつもの症状。
リーディングの確信と体への信頼がなければ、筆者のその日の症状はまさしく
「脳内出血」の類です。せっかく鼻血で「それ」を排出したのに、好奇心から
何を視たのだろう・・・と、あらためて自己リーディングしてみました。
めったにしないことですが、治療ベッドに横たわりました。
昨夜は目が覚めた後、あれから「指導存在」に、応援を頼んでいました。
自分の印象では、それもめったにないことです。
応援の要請に応えて、４０人の仲間（同志）が集まってくれました。
わたしたちは集団で一体となり、「黄色い光」を体験しました。つまり、
４０人が集合して一個の受容器を形成し、黄色い光に対峙したのでした。
おそらく筆者一人では、片目を失明していただろうと思います。
そう、あの時のクマのように。
ありがたいことに、翌日の朝にはすっかり後遺症もなく回復し、
予約診療をつつがなくこなしています。
かつて、クマ（ゆんとろぼう）や、いと高きガーディアンの協力をもらっても
臨時休診を余儀なくされた頃を思い出すと、遅ればせながらでも前進しています。
洗脳の光に対処するシンプルな手段を発見し次第、報告します。
協力してくれた同志の君よ、こころより感謝いたします。
―２００５年６月１６日―
「体中がかゆくて、おかしい。顔のかゆさが普通じゃない、虫が這うようで、
頭の皮膚も異常にかゆくて、胸もモモも、どこもここもかゆくて・・・」
１９９９年以来、月に一度のお馴染みさん５０歳、働く主婦の今月の訴えです。
診察すると、亡くなった女性霊が耳元で何度もささやいた記録があり、
それがあまりにも熱心だったので、みぞおち右側にぎっしり溜まっていました。
ヒーリングに入るや否や、患者さんの体内（管）の雷鳴が轟きます。
この程度の診療内容であれば、日常茶飯事の現象でしたが。
最初の疑問は、女性霊は患者さんとは無縁（見ず知らず）でしたので、
どうして接触したのか、その関連の解明を試みました。
女性霊は、つい最近、市内の河川に投身自殺したと、伝えてきました。
患者さんいわく「あの川は、私が高校生の頃もボート部が練習中に転覆して
数人だったか亡くなっているし、毎年、必ず死者が複数、出たものよ。
今月だけでも、もう４人があそこで自殺しているの。
それで『人食い川』と、冗談めかして言う人もいるし、この度の出来事で
あの川は文字通りの『三途の川』ねって、誰かが言ってたわ」
筆者は、患者さんの話よりも、他のことが気にかかっていました。
自殺してまだ１０日足らずにありながら、死者は「霊体」でした。
筆者にすれば、「なぜ？」が膨らむ一方です。
さて、女性霊が患者さんの耳元で必死にささやいた主旨が、
「黄色い光を視てはならない」だったのです。（ええーッ！！）
６月８日付けで紹介した患者一家は、車で４０分も離れた地域に居住、
両者は互いに面識はありませんし情報交換もありえません。
（どちらもパソコンは持っておらず、風仮ＨＰを読んでいません）
共時性といわざるを得ません。
そして、同じ日の夜。治療室南側のガラス戸付近でラップ音が鳴りました。
昼間の患者さんの耳元へささやいた女性霊の訪問でした。
以下は、女性霊の証言です。
＊川で死んだ（自殺した）時のことは覚えていない。
＊死んだ後、とても怖かった。黄色い光が襲ってきた。夢中で抵抗した。
＊何かに助けられたようだ。気がつくと霊界にいた。
＊霊界に入るために、自分が死に至った原因を伝えるように言われた。
―２００５年６月１８日―
「黄色い光」の一件以降、何かにせかされている感があります。
数日前に例の流木青年から電話がありました。
彼は自分の方が電話をかけてよこしながら、モゾモゾと口ごもり、
「先生に電話しろと、声が聴こえたから・・・」
用は無いがとにかくかけてみた、というのです。
さらに数日が過ぎて、青年が作品を持参してやってきた折に
「電話しろというあの声は、誰だったんだべ」と、気にしているので、
青年の体の記録を読むと、それも「黄色い光」に関連していました。
現時点で、まだ不確実な推察ですが、
「ある化学成分」を食作用した体内の単球（マクロファージ）が
人体にとって有害な細胞に変化するのではないかと思われます。
体の熱感、かゆみ、発赤。目の充血、めまい、頭痛、のど（声）の
異常は、体（無意識）の抵抗による症状です。
左耳の後方のチャクラに違和感やコリ、痛みを感じる人は、
外的な「黄色い光」の接触を防衛している可能性があります。
―２００５年６月２０日―
多くの死者たちが、審判の領域のガイドに付き添われ、その情報を
現世の人間たちに「ささやいている」ように見受けられますが、
君自身や君の周辺ではいかがでしょうか。
きょうも、ある患者さんに「共時性」を読みました。
これまでに、患者さんにとりあえず摂取をやめてもらった食品は、
メーカーは伏せますが、溶かして飲むコラーゲン、
小瓶入り栄養ドリンク、ペットボトル入りのスポーツドリンク、
炭酸入りのジュース、はちみつ（？）とりんご酢の飲み物・・・など。
診療終了後に、喘息発作で他界した女性霊の訪問を受けました。
この章の冒頭で紹介した（６月７日付風仮メモの）女性霊です。
６月７日のメモ＊２ヶ月ぶりに来院した患者に記録されていた幽界通信は
喘息発作で急逝した女性からの「黄色い光を視るな」という
意味深な内容。視覚を介しての洗脳と関連するかも・・・。
多少の疲労感と、夕食後でもあったので、女性霊と交信しているうちに、
筆者は体が重く沈み、いつのまにか眠ってしまいました。
３時間くらい眠り、目が覚めました。
ほとんど記憶に残っていない交信内容を想い起こしてみます。
最初に流木青年の父上にリーディングした内容を確認したところ、
それらについては、自分が伝えたと認めました。
以下は女性霊の返答の断片です。
＊地球さんが困っている。自分は半島の人たちが心配だ。
＊あの人も、あの人も、それが原因で亡くなった。
＊情報操作（女性霊は亡くなった当日に薬を受け取りに行った地元病院と
その近くの中学校のグランドを強調しました。
グランドは、運動会のことを言いたかったのだと推測します。
というのも、運動会の夜に体調を崩した父兄たちを診療したからです。
地元病院については、まだ見当がつきません）。
一般に人間の「みぞおちのチャクラ」は、黄色い光に視えます。
死者たちが「急ぎ伝えたい、黄色い光」とは、みぞおちチャクラにも
関係するかも知れません。
「視てはならない」「黄色い光が襲ってきた」を考え合わせると、
何者かは特定できませんが、エーテル集団または幽界集団が
襲ってきた「黄色い光たち」に該当するのでしょう。
大胆に「推理」してみます。
みぞおちチャクラ波動に相当する「クローン生命体」集団が存在し、
本物の人間の生命力エネルギーを狙い、喰らう出来事がひそかに発生し、
それが事故（自殺）だとか、病気(病院）として処理されていると、
女性霊たちは告発したいのではないだろうか。
