「光のセミナー」に潜む闇

いわゆる「自己啓発」を目的とするセミナーが　かつて米国西海岸に始まり

日本でも２０年位前に「精神世界」「超心理学」という分野で火がつきました　

高額な受講料にもかかわらず　自分探しをする人たちで盛況だったものです

おそらく今でも　さらに多様性を増して全国各地で開催されていると思います

講師はチャネラー　ヒーラー　カウンセラー　超能力者などの肩書きを持ち

潜在能力の開発　心理学　神秘的な技能に長けたカリスマ的な人物たちで

人生に光と幸運をもたらす「気付き」を促してくれる企画とかプログラムに

最近は「ビジネスで成功するための新しい発想」をも提供してくれるようです

人気の出たセミナーからは　商品グッズが次々に考案され　売られています

そうした新しい商売の特徴は「付加価値」が添付されていることで

その恩恵により　オーラの質が向上するなどの特典がもたらされるといいます

患者さんが買い求めた商品をいろいろ拝見しましたが・・・様々ありました

この章では「光」｢気づき｣｢瞑想｣｢潜在能力｣｢幸福｣などの　耳障りの良い言葉で

人が集められる所を好んで潜む「闇」について　警鐘を鳴らしたいと思います

光の伝道師を自称する人間の中には「闇の奥の院」と契約している魂がいます

精神世界を探求する過程で　堕天使に忍び込まれたのに気づけなかったのです

セミナーやワークに参加した場合の危険性を　ぜひ知ってもらいたいものです

現実に　診察したケイスでは　まず重要な「チャクラ」が侵略されていました

右目　左目　胸などのチャクラに「特別な装置」が埋め込まれているのです

その装置については　過去の拙文「宇宙卵」の記載などを参考にして下さい

背中（肩甲骨の間の胸椎の辺り）がバンと張り　苦しくなると訴えていました

耳や目などの感覚器官のチャクラを侵略されると　耳鳴りめまいの症状のほか

知らず気づかないうちに気分感情　嗜好性まで支配されている場合があります

探究心が野望に変質し　金品やセックス　欲望に執着が増すようになります

「魂」を切り売りしても　恥かしいなどとは感じなくなっていくのです

チャクラを侵略された結果　どうなるのかというと　その先は食料か伝染です

食料とは文字通り「闇」の食料にされ　徐々に「生命力」を奪われていきます

「法則」に背いて活動している闇存在には　光の根源から生命力が届きません

したがって　寿命(生命力)のある人間から　奪い取って生きるしかないのです　

伝染とは　無意識に己が他者を「侵略する側」になるように働かされるのです

「闇の奥の院」に烙印を押された見習いの子鬼が　次第に手練手管を習得して

やがて闇の手先（神官）になり　身近な人の元気を奪う「獣鬼」と化すのです

「闇の奥の院」の一種である堕天使は　光を演じるのが得意で　かつ巧妙です

何万年もの間　侵略を繰り返してきたことを考えれば　不思議ではありません

闇の奥の院との契約は　こと「セミナー」のカリスマ講師だけに限らず

ＴＶやマスコミで活躍する顔にも　普通の人にもありうる無意識界の意志です

親が子を殺し　子が親を殺す　今この瞬間も戦争をしているこの星にあって

｢闇など　ないと思えばない｣と平然と説くのは　闇に洗脳されている証拠です

見て見ぬ振りの「にせもの」セミナーに　踊らされていてはいけません

闇を正しく解説しない　卑怯な｢神々｣を見極めていくのが地球人生です

宮沢賢治が書き残してくれたように　本当の勇気をもって「闇」をつき抜け

本当の幸い（光の国）に到達する道程こそ　地球に誕生した目的の一つです

「闇」との契約で成功者になっても　この世かぎりの快楽に過ぎません

死後は　共振・共鳴の法則に従い　「闇」の世界に横滑りになってしまいます

他人の受け売りではない　自分自身の「ものさし」を明確に持ちましょう

「すすめられた商品は魅力的だが　高額だし　本当に自分の魂に役立つのか」

「誘われて参加したが　集団でマントラを唱和するのは抵抗を感じてしまう」

「付加価値があるセッションとはいえ　何かにとお金がかかりすぎている」

そうした疑問が自分の内部からわきあがる場合は　たいていは止めるべきです

己の魂が望む機会が到来した時は　そうしないではいられない衝動があります

それでも　闇に侵略　あるいは共鳴したならば　自業自得です

「光の国」よりも「闇の国」に多く属していたゆえと自覚するしかありません

　

ちなみに　「偽者」と「本物」を見分ける筆者の基準としている見方の一つは

まず　「組織（会）をつくっていない人物なら信頼できる」というものです

会とか集団を成したがり　上下（主従）関係で個人を管理しようとするのは　

リーダーや組織の背後に存在する闇が　食料を回収するのに便利だからです

日本でも　他国においてもしかり　新興宗教の事件や　テロが発生するのは

出発は敬虔で純粋な信仰（思想）からでも　堕天使が入り込んだ果てに

「闇の奥の院」の支配にすりかわり　その本質が露呈されていくからです

友よ　本物の情報（光）を　生涯をかけて探し続けていきましょう