感情粒子と微生物

 

ネガティヴな感情粒子が他人に波及して　疾患原因となる症例を

拙著「あおみどり」や　冊子「グレイス」に紹介しました

それらとは反対の　肯定的な感情の無限性についても「きょうの風」

＜２００３年１月１５日　地球に生まれてきたワケ＞に書きました

 

きょうは前章の＜獣の文化＞に関連する感情粒子群のことを書きます

治療師として書き記したい感情の側面に　微生物との関連があります

ある種のネガティヴな感情は真菌と　別の感情は連鎖球菌　ブドウ球菌

ヘルペスウイルス　小型ウイルスなどにそれぞれ共振し増殖するのです

 

ストレスが免疫力を損ない　疾患の誘引となるのは周知の事実ですが

自身のストレスが原因で　おのれの体の不具合を患うならまだしも　

感情粒子の雲がベクトルを持ち　特定の他人を襲う場合があります

病状の根本原因を追究する臨床現場で　たびたび確認される現実です

 

こうした現象の典型的なものに「黒魔術」や「呪術」被害があります

他者をおとしめるのが動機で（単なる好奇心や　遊び半分からでも）

闇の行為を生業とする者に依頼したり　自ら手を染めてはなりません

後々に　大きな負債やカルマを抱え込むことになるのは必定です

 

ネガティヴな感情粒子は　当初は攻撃の武器となり相手に到達します

悪感情の粒子は　相手の体内の日和見ウイルスを急激に増やすので

持病や習慣病症状（風邪っぽい　頭痛や吐き気　腰痛）を起こします

微生物は悪感情によって操られ　不可解な症状を発生させます

 

やがて体内に微生物の死骸があふれ　相手は重篤な病気になります

ところが　他人の不幸を望み　競争相手や恋敵をのろう発想の粒子は

目的を果たした後　ブーメランのごとく元のところへ返ってきます

まいた種を刈り取る結果になるのは　必然であり　法則だからです

 

「因果律」は時代を越えて　転生した次の人生にまで連続します

現代の医学では原因不明とされた不可解な病状をリーディングして

過去の時代に行われた呪術集団の行為に行き着いた症例を扱いました

被害者の側も　加害者の側も　３世代に連続した症例が多数あります

 

科学や医療がこれほどに発達した現代にあっても　あざ笑うかのように

治療方法のない新種のウイルスが　次々に生まれてくるのは　

微生物が生き延びるために　薬に耐性を持って変容する説もさりながら

人間のネガティヴな感情が　後押ししてきた現実も一方であると思います

 

君がもし　何らかのウイルス性疾患にかかり　原因が不明だとすると

現代医学は　入院した君にとりあえず抗生物質を２週間ほど点滴します

しかし　それが誰かの「感情粒子」により発症した疾患であれば

退院後　あるいは何年か経過して　いずれ再発するかも知れません

 

感情粒子（ウイルス）は薬剤を裂け　体内の免疫の弱い所に隠れ潜み

再攻撃に備え　ひそかに君の体力の低下を待ち続けます

前章で述べたところの　天から落ちた悪魔が地の獣に与えた力は

体の免疫力を低下させ　ウイルスや菌を増殖させる感情に同調します

 

つまり　地の獣と契約した者の感情粒子(意念)はウイルス群と同じで

その者が感情を吐くたびに　地球空間にウイルスが発生増殖します

ネガティヴな感情はどんな場合でも　乗り越え　克服していく試練で

獣の世界の住人に甘んじ　増幅させてはならないものです

 

君よ　たとえ病床にあっても　不調和な心身状態にあっても

怖れを抱いて海底に沈んでいてはなりません　顔を水面に向けましょう

「恐れ」や「絶望」はウイルスにとって格好の住処となるばかりです

リンと胸を張って「元のところへ返れ」と意念して下さい

 

相手に報復するよりも　彼を呪いに駆り立てた悪魔を退けましょう

真実に立ち向かうには本物の勇気が必要ですが　それにも増して加えて

いと高き存在が君を援助する用意があるという「信頼」を培うことです

「信頼」という感情の磁場は　闇や獣たちには無縁のエネルギーです