精神世界の落とし穴

あえて宣伝はしていないので　地元のほとんどの患者さんは　

著書や｢風仮ＨＰ」のこと　ついでにいうと治療師の名前も知りません

「玄米堂の先生」の腕と　良心的な料金をクチ伝えに聞いて　予約し

継続的に来てくれる関係性だけで治療院の１０年は成り立ってきました

たまに「あおみどり」を読んで　はるばる来院してくれる方もいて

田舎暮らしの治療師に　新しい風や留意すべき情報を届けてくれます

きょうは　東京で一人暮らしを始めた２０代の花さん(仮名)の報告から

「精神世界の落とし穴」について書き　対策を模索してみます

花さんがテーブルの上に並べた現在使用中の日用品を　点検していると

「エーッ　これがマイナスですか」と　半分叫ぶような声をあげました

「ショック　まだ買って間もないのに・・・このフラワーエッセンス　

まさか　調合してもらった時点でマイナスだってことはないですよね」

お店で調合した時の情景を思い浮かべてもらい　リーディングすると　

おおもとのエッセンスのうち　２種類がすでにマイナスになっています

「やっぱり・・・お店の中に気になるものが　いっぱい置いてあったから　

フラワーエッセンスの先生に　店内は大丈夫なのかと聞いたんだけど・・

そしたら　調合した小瓶をペンジュラムで点検して　大丈夫よって言って

それと　ここ（店）は守られているからと言ってたのに・・・」

いずれにしても　エッセンスの小瓶は　その時点でマイナスでしたので　

ペンジュラムが消耗しているか　店主が正しく判断できていないかです

波動（スピリチュアル）グッズを売買する際の問題がここにあります

「でも　フラワーエッセンスの先生はすごく優しくて　親切でいい人よ」

人柄の善悪と　店内の商品管理を適切に判断できているかは無関係ですし　

ペンジュラムを正しく扱えるか　つまり結果が正しいかどうかとも別です

波動のあるものがマイナスになる現実を誰よりも知っていた花さんなのに

「そうか・・お店に入った瞬間　気になった私の感覚は正解だったのか」

案の定　診察すると　彼女の胸のチャクラ（感情粒子）の部位が　

親しい友人の価値観（粒子）の影響を受けて「侵食された状態」でした

診療を終えると　それを確認させられる現象が花さんに発生しました

彼女がエンジェルカードの話題を始め　占いのコピー紙を取り出した瞬間

「ウッ　なに　これ」と言うなり　強烈な吐き気をもよおしました

体は正直です　調和を取り戻した花さんの体が　敏感に反応しています

「これって　私の体がエンジェルカードを拒絶してるってことよね」

もともと彼女は感性豊かな女性で　重症で複雑な難病を乗り越え　上京し　

闘病生活で遅れた青春を取り戻すべく　勉学や芸術・ライブ鑑賞に勤しみ　

趣味を語り合う友人も増え　会う度に美しくたくましく成長しています

ただ　依存傾向にあった花さんは　占いを影で操る低級霊に誘導され

堕天使が支配するカルト世界へ　少しずつ引きずり込まれていたのでした

精神世界は　確かに本物とニセモノの判別がつかない危うさがありますが

日用品の合否は　オーリングテストで　ある段階までは解決します

ペンジュラムを利用して商売をする人は　石の波動が消耗していないか

たとえ店内が守られていても(それが事実かどうかは別として)　慢心せず　

闇存在や堕天使に侵略されていないかを　点検する義務があると思います

消費者の側は　対等な立場で需要と供給の関係を築くのが望ましいです

それと　石の波動を研究している人は　気付いているでしょうが

鉱物が働くかどうかは　人間側ではなく　石の側の意志が決めるものです

つまり　鉱物界（ペンジュラム　宝石など）が自分を選んでくれないと　

正しい結果も出ませんし　お守りとしても協力・奉仕はしてくれません

スピリチュアリズムも　地に足をつけた生活スタイルに他なりません

存外　狂いのない周波数の法則で説明のできる　物理学の世界であり

したがって　神秘的でもなく不思議でもない　合点と納得のいく世界です

うさんくさくしているのは　中途半端な思い込みと怖れからだと思います

まだ見ぬ君よ　そして風仮ＨＰの読者で　かつ玄米堂へ来院している君よ　

精神世界にあって他力本願でなく　自ら判別（リーディング）するために

治療師が協力できることがあるとすれば何なのか　考え続けています

良い案があれば　どうか聞かせて下さい